<救命救急科の魅力(3年目・男性)>

<各科の魅力!現役Dr.語り尽くし>

専門科を迷っている初期研修医の方、転科を迷っている後期研修医以上の方の判断材料として、もしくはなんとなくの箸休めに、現役Dr.にその科の魅力を語ってもらうシリーズです。

今回は、救命救急科3年目の先生に、救命救急科の魅力を語ってもらいました!

 

 

<救命救急科の魅力(3年目・男性)>

救急科を選んで3年目になります。
今の科を選んだ理由は本当にシンプルで「何でも診れるようになりたい」というのが1番ですね。

自分は初期研修をしていた時に、どの診療科も楽しくて、なかなか自分の中で進みたい科が決まらなかったんです。
「整形外科も楽しかったし、循環器内科も楽しかった、感染症内科も面白いし」みたいな。
それならいっそ全部関わりのありそうな救急科に行こうと思ったわけです。

実際に救急医として働いて思うのは、仕事を通じて色んな人と出会えることは大きな魅力ですね。
患者さんも老若男女様々ですし、他科の先生と一緒に仕事をする機会も多いです。
勿論、全ての出会いが楽しかったり楽なものではないですが、毎日異なった刺激があって飽きっぽい自分にとっては合っていると思います。

後は「身軽」な部分も個人的にはスゴく魅力的です。
僕らは専門技術として人工心肺を組み立てたりとか、年に数例しかない様な重症な感染症とか、臓器不全を集中治療室で見ることもします。
でも、やっぱり救急医としてのスキルの原点は「緊急処置」なんです。
目の前の患者さんの呼吸が止まりそうな時にチューブが1本入るか入らないかは文字通り生死を分けることになるのですが、そんな極限の状況下でも冷静に対処できるのが救急医療の原点であり、魅力だと思っています。

例えば、明日大きな災害が来て、病院が壊れて、手術室やカテ室がなくなってしまっても、自分たちにやれることは残るわけです。
そういう原始的な「強さ」が僕にとっては1番の魅力です。

 

Photo credit: MilitaryHealth via VisualHunt.com / CC BY

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ABOUTこの記事をかいた人

福田 芽森

私立医学部出身。都内大学病院勤務。循環器内科医、産業医。 趣味は旅行、登山、アート全般、音楽、食事、料理。 文化について考えたり四季を感じることも好き。ガンジス河は遊泳済み。